建陶社生活環境設計株式会社

シックハウス対策 ~人任せに出来ない~

建設会社は気にしていない シックハウス対策の現状

 

 

 

 

先日、大手管工事の 設計管理会社から連絡があった

集合住宅の排水管大規模改修を行い、トイレの配管と内装を改修したが、入居者よりトイレに入ると頭が痛くなり目が回るとのこと

その入居者がたまたま「えみな」のファンで、弊社のことを管理会社担当へ伝えたらしい

 

担当者から色々話を聞くと、要は、会社としては「F☆☆☆☆」の材料を使っているので問題ないはずなのに体調が悪くなったと言っている

何か対策はないか?と言うことらしい

 

そもそも誤解しているようだが、「F☆☆☆☆」は安全を示す物ではない

ホルムアルデヒドの放散量が0.005mg/㎡h以下で有ることを示しているだけ

メーカーは「安全」と言う言葉はどこにも使っていないはず

シックハウスで規制されている物質が13物質有るのに対して、ホルムアルデヒドの事のみを示しているのが「F☆☆☆☆」だと言うことを建築に携わるヒトはもっと学ばなければいけない

 

その担当者は問題意識を持っているだけ良くて、一般的建設会社の人達は「時間が経てば良くなる」「気のせい」「神経質なのではないか」「あの客はクレーマーだ」等 非を認めるヒトは少ない

 

 

 

 

話を戻し、弊社としての対応は・・・

・方法は弊社で「抗酸化工法」で完全な抗酸化処理を施せば解決する

・化学物質をゼロにする事は出来ないが、有害化学物質であろう物質で反応しないようにする事は出来る

・外部からの有害化学物質の流入で反応している場合は、その原因を絶たなければならない

 

 

 

 

 

 

現地の確認と管工事会社との打ち合わせを行い弊社で施工することに

 

 

 

 

設備、内装材の撤去を管工事会社で行い、パイプスペースの配管と木材、クロスの下地に抗酸化処理を施す

 

 

 

 

施工は簡単

いきいきコートを塗るだけ

どこへ塗るのかが重要

 

 

 

いきいきコート施工後、抗酸化クロスを貼り終了

抗酸化クロスと言っても抗酸化溶液を添加したクロス糊を使った市販クロスをはるだけ

仕上がりだけ見れば一般工法と同じ

 

 

 

 

 

 

 

集合住宅の管理組合は大規模改修を考える際、シックハウス対策も検討してもらいたい

業者選定も値段だけではなく、化学物質に対しての知識があり、誠実に対応してもらえる会社を選ばなければならい

 

何か起きてからでは遅いです

 

健康で暮らしていける住宅づくりは、人任せではなく、自分自身の責任で考えて決めなければならない

 

 

 

 

 

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